代表者スマイリーキクチ
1972年
東京都足立区出身
1993年
お笑いコンビ『ナイトシフト』を結成。
1994年
コンビ解散後、1人で活動。
1999年
身に覚えのない殺人事件の犯人だとネット上に
デマを書き込まれ、10年間に渡り誹謗中傷や脅迫を受ける。2011年
その戦いの記録を綴った著書『突然、僕は殺人犯にされたーネット中傷被害を受けた10年間』を発刊。
現在はネットの誹謗中傷の経験をもとに風評被害の実態やSNSの危険性、トラブル対処法などを全国で講演。
理事清水陽平
東京弁護士会所属 / 弁護士・法律事務所アルシエン共同代表
理事唐澤貴洋
第一東京弁護士会所属 / 弁護士・法律事務所Steadiness代表
代表者ご挨拶
人の命を奪うのは刃物や暴行だけではありません。言葉も命を奪います。
SNSによるいじめで命を断ってしまう子どもがいます。
インターネットによる誹謗中傷は陰湿です。言葉の暴力に対して誰にも相談できず精神的に追い詰められてしまう。教育現場や捜査機関でも誹謗中傷や脅迫が犯罪行為だと気づいていないケースもあります。
誹謗中傷に悩んでいる人が勇気を振り絞って相談をしても、ほとんど人が、「そんなの気にしないで」「ネットなんて見なければいいんだよ」
という対応になっているのが現状です。
そのような言葉もまた子どもを傷つけることになります。
言葉は人を傷つけ命を奪うこともありますが、人を励まし、命を救うこともできます。後者の価値観を持つ人が増えれば、インターネットが持つ最大限の力が発揮できると思います。インターネットの被害者や加害者にならないためにも、危険性と対処法とを把握した上で、インターネットを利活用できる環境づくりを広めたいと考えております。
当協会の活動に賛同していただけたら幸いです。